秋の衣替えは、夏服をしまい、長袖・ニット・アウターなどを取り出す作業です。収納前に洗濯やクリーニングで汗や汚れを落とし、衣類を乾かしてからしまうと、黄ばみやカビを防ぎやすくなります。
気温が下がり始めたら一度に全部を入れ替えるのではなく、薄手の長袖から出し、寒さに合わせて厚手の服やコートを追加すると、収納の負担を減らせます。
秋の衣替えをする時期の目安
秋の衣替えは、日中の気温や実際に着る服を見ながら、9月下旬から11月ごろに行うのが目安です。ただし、地域やその年の気温によって変わるため、日にちを固定する必要はありません。
- 半袖だけでは肌寒く感じる日が増えた
- 薄手の長袖やカーディガンを着る日が続く
- 夏服を着る機会が減った
- 朝晩に羽織りものが必要になった
このような変化があれば、まずは秋に着る薄手の服を取り出します。真冬まで使わない夏服や、まだ着る可能性がある服は、すぐに奥へしまわず分けておくと便利です。
衣替えの収納方法|秋に入れ替える手順
衣替えは、「取り出す衣類を決める」「しまう衣類を洗う」「分類して収納する」の順番で進めると、やり直しが少なくなります。
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収納場所と衣類を広げる
クローゼットや押し入れから、秋服と夏服を確認します。床やベッドの上など、衣類を一時的に分けて置ける場所を確保してから始めましょう。
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秋に着る服を取り出す
長袖シャツ、カーディガン、薄手のジャケットなど、気温が下がり始めた時期に使う服を取り出します。ニットや厚手のコートは、すぐに着ない場合は一部だけ出しても構いません。
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しまう前に衣類を洗濯する
汗や皮脂が残ったまま収納すると、時間がたってから黄ばみやにおいの原因になることがあります。洗濯表示を確認し、家庭で洗えない衣類はクリーニングに出します。
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完全に乾かす
洗濯後は、衣類の表面だけでなく厚手の部分までしっかり乾かします。湿気が残った状態でたたむと、カビやにおいが発生しやすくなるため、雨の日や湿度が高い日は無理に収納しないことも大切です。
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着るかどうかで分ける
「来年も着る服」「処分や譲渡を検討する服」「判断を保留する服」に分けます。サイズが合わない、傷みが目立つ、着る場面が思い浮かばない服は、収納前に見直すと収納スペースを使いやすくできます。
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種類や使用頻度ごとに収納する
Tシャツ、薄手のボトムス、部屋着など種類ごとにまとめます。秋に何度も使う服は取り出しやすい場所へ、来年まで使わない服はクローゼットの上段や収納ケースの奥へ入れます。
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収納場所と中身を記録する
収納ケースに「半袖」「夏の部屋着」などと表示しておくと、次の衣替えで探しやすくなります。ケースの中身をスマートフォンで撮影しておく方法もあります。
衣類の種類に合う収納方法
衣類は、素材や形に合わせて収納方法を変えると、しわや型崩れを抑えやすくなります。
| 衣類 | 収納方法 | 注意点 |
|---|---|---|
| 薄手のTシャツ・カットソー | たたんで引き出しや収納ケースへ入れる | 立てて並べると、下の服も取り出しやすい |
| ニット・セーター | たたんで棚や収納ケースへ入れる | ハンガーに掛けると肩が伸びることがある |
| シャツ・ブラウス | ハンガーに掛けるか、たたんで収納する | たたむ場合は襟や前身頃を整える |
| パンツ・スカート | ハンガーに掛けるか、折りたたんで収納する | 重ねすぎると取り出しにくくなる |
| コート・ジャケット | 厚みのあるハンガーに掛ける | 着用後は湿気を飛ばしてから収納する |
ニットはたたんで収納する
ニットは、伸びやすい肩の部分に負担がかからないよう、基本的にはたたんで収納します。長期間しまう場合は、重い衣類を上に重ねすぎないようにしましょう。
取り出す頻度が高い秋のニットは、収納ケースの上部や引き出しの手前に入れると、ほかの衣類を崩さずに使えます。
コートやジャケットは詰め込まない
コートやジャケットは、衣類同士の間に少し余裕を持たせて掛けます。詰め込みすぎると、しわが取れにくくなったり、通気性が悪くなったりします。
ポケットの中身を空にし、汚れがないか確認してから収納してください。クリーニング後の衣類は、保管方法の案内がある場合はそれに従います。
収納ケースやクローゼットを使うコツ
収納ケースは、置く場所と使う時期に合わせて選びます。頻繁に使う秋服は引き出しや手前の棚、来年まで使わない夏服はふた付きケースなど、取り出す頻度で場所を分けると管理しやすくなります。
- 収納ケースの中身を詰め込みすぎない
- 重い衣類を上に重ねすぎない
- 衣類の種類や季節をラベルに書く
- ケースを床に直置きする場合は、湿気がこもらないようにする
- クローゼット内に衣類を掛けすぎず、風が通る余白を作る
衣類を圧縮袋に入れる場合は、素材や形を確認してください。羽毛製品や、ふくらみを保ちたい衣類は、圧縮によって形や風合いに影響が出ることがあります。
衣替えで防虫剤や除湿剤を使うときの注意点
防虫剤や除湿剤を使う場合は、製品の表示を確認し、使用量や置く位置を守ります。防虫剤は種類の異なるものを併用できない場合があるため、手元にある製品の注意書きを確認してください。
防虫剤は衣類の上部に置くタイプがある一方、除湿剤は収納容器や収納場所向けなど、使い方が異なります。衣類に直接触れさせてよいか、密閉が必要かも製品ごとに確認しましょう。
衣替えの後も、晴れた日にクローゼットの扉を開けて換気すると、湿気がこもるのを抑えやすくなります。収納した衣類ににおい、湿り気、カビがないかを時々確認してください。
衣替えを楽にする収納の分け方
衣類を「季節」だけでなく、「着る頻度」でも分けると、秋の気温変化に対応しやすくなります。
- すぐ着る服:薄手の長袖、カーディガン、軽い羽織もの
- 寒くなったら着る服:厚手のニット、裏起毛の服、冬用の部屋着
- 使用頻度が低い服:冠婚葬祭用の服、特別な日に着る服
- 来年まで使わない服:水着、夏用の帽子、薄手の夏服
秋の初めは「すぐ着る服」だけを手前に出し、気温が下がったら「寒くなったら着る服」を追加します。この方法なら、収納スペースが限られていても全シーズンの衣類を一度に出す必要がありません。
秋の衣替えでよくある失敗と対策
着た服をそのまましまう
一度しか着ていない服でも、汗や皮脂が付いていることがあります。洗濯表示を確認して洗うか、洗えない衣類は適切な手入れをして、完全に乾かしてから収納します。
まだ着る服まで早くしまう
秋は気温が変わりやすいため、半袖や薄手の服をすべてしまうと、急に暑くなった日に困ることがあります。季節の変わり目に使う服を少量残し、秋服と同じ取り出しやすい場所に置いておくと便利です。
収納ケースを満杯にする
ケースに衣類を詰め込みすぎると、服が取り出しにくくなり、湿気もこもりやすくなります。ふたや引き出しが無理なく閉まり、衣類を押しつぶさずに出し入れできる量にとどめましょう。
「いつか着る服」をすべて残す
収納前に、次のシーズンに着る予定があるかを考えます。迷う服はすぐに処分せず、保留用の袋やケースに分け、次に衣替えするときまで着なかった場合に改めて判断する方法もあります。
秋の衣替えは「洗う・乾かす・分ける」が基本
秋の衣替えでは、まず薄手の長袖や羽織ものを取り出し、夏服は洗濯して完全に乾かしてから収納します。そのうえで、衣類を種類と使用頻度で分け、よく着る服を手前、来年まで使わない服を奥に置くと使いやすくなります。
最初に行うことは、収納する夏服をすべて確認し、洗濯や手入れが必要な衣類を分けることです。湿気が残ったまま収納しない、詰め込みすぎない、収納場所を記録するという3点を守ると、次回の衣替えも簡単になります。







