衣替えで夏服をしまう前は、一度洗濯して、汗や皮脂、汚れを落としてから完全に乾かすのが基本です。見た目がきれいでも、残った汚れが黄ばみやにおいの原因になることがあります。
夏服をしまう前に洗濯する方法
-
洗濯表示を確認する
衣類のタグで、洗濯機が使えるか、水洗いできるか、漂白剤が使えるかを確認します。水洗いできない衣類や、特別な手入れが必要な衣類は、表示に従ってクリーニングなどを利用してください。
-
ポケットの中身を出し、汚れを確認する
ポケットの中を空にし、食べこぼし、汗じみ、襟や脇の黄ばみなどがないか確認します。汚れが付いたまま長期間しまうと、落としにくくなることがあります。
-
目立つ汚れを先に処理する
洗濯表示で問題がないことを確認したうえで、洗剤を少量つけて汚れを軽く押さえます。強くこすると生地を傷めたり、汚れを広げたりすることがあるため、衣類の目立たない部分で色落ちしないか確認してから行います。
-
色柄物と白い衣類を分けて洗う
色移りを防ぐため、濃い色の衣類と白い衣類は分けます。洗濯表示に従い、衣類に合った洗剤と水温で洗濯してください。デリケートな衣類は洗濯ネットを使うと、摩擦や型崩れを抑えやすくなります。
-
すすぎと脱水を行う
洗剤が残らないよう、通常どおり十分にすすぎます。洗濯後に長時間、洗濯機の中へ放置すると、においや生乾きの原因になるため、できるだけ早く干します。
-
完全に乾かす
風通しのよい場所で、衣類の内側までしっかり乾かします。少しでも湿り気が残った状態で収納すると、カビやにおい、衣類の傷みにつながるおそれがあります。
-
乾いたことを確認して収納する
厚手の部分、ポケット、縫い目、襟の内側を触り、湿っていないか確認します。乾燥後すぐに詰め込まず、熱や湿気がこもっていない状態で収納します。
汗をかいていない夏服も洗濯するべき?
短時間しか着ていない服でも、しまう前に洗濯しておくと安心です。汗や皮脂は目立たないことがあり、時間がたってから黄ばみやにおいとして現れる場合があります。
ただし、洗濯すると傷みやすい衣類まで何度も洗う必要はありません。洗濯表示を確認し、汚れの有無や着用時間に応じて、適切な方法で手入れします。
黄ばみや食べこぼしがある場合の注意点
黄ばみや食べこぼしなど、通常の洗濯で落ちにくい汚れは、しまう前に処理します。汚れの種類や衣類の素材によって使える洗剤や漂白剤が異なるため、洗濯表示と製品の使用方法を確認してください。
- 色柄物は、漂白剤を使う前に色落ちしないか確認する
- ウールやシルクなどは、家庭での漂白や強いこすり洗いを避ける
- 汚れが落ちない場合は、無理に処理せずクリーニング店へ相談する
汚れを落としたつもりでも、乾いた後に残っていることがあります。収納前に明るい場所で衣類全体を確認し、汚れが残っている場合は収納しないようにします。
洗濯後に夏服をしまうときのポイント
洗濯だけでなく、収納方法も衣類の状態に影響します。次の点を確認してからしまってください。
- 衣類が完全に乾いているか確認する
- 収納ケースや引き出しに汚れや湿気がないか確認する
- 衣類を詰め込みすぎず、空気がこもらないようにする
- 型崩れしやすい服はたたみ方や収納方法を素材に合わせる
- 防虫剤を使う場合は、使用量や置く位置を製品表示に従う
防虫剤は種類によって併用できないことがあります。複数の防虫剤を使う場合は、製品の表示を確認してください。
クリーニングに出す衣類はどうする?
家庭で水洗いできない衣類、装飾が付いた衣類、型崩れや色落ちが心配な衣類は、無理に洗濯機で洗わないでください。クリーニングに出す場合は、汗じみや食べこぼしなどの汚れの場所を伝えると、状態を確認してもらいやすくなります。
クリーニング後の衣類を収納するときは、受け取ったビニールカバーを外すかどうかを、店舗の案内や衣類の状態に合わせて判断します。収納前には、衣類が十分に乾いていることも確認してください。
衣替えで夏服をしまう前の確認リスト
- ポケットの中身を出した
- 汗、皮脂、食べこぼしなどの汚れを確認した
- 洗濯表示に合った方法で洗った
- 汚れや洗剤が残っていない
- 衣類の内側まで完全に乾いている
- 収納場所や収納ケースが清潔で乾いている
衣替えで夏服をしまう前は、洗濯表示を確認して洗い、汚れを落とし、完全に乾かしてから収納することが大切です。特に汗じみや食べこぼしがある服は、収納前に処理し、家庭で洗えない衣類は無理に洗わないようにしましょう。







